令和3年度 第1回   自立支援型地域ケア会議を5月28日に開催しました。

今年度も引き続き、要支援者の方の生活課題の解決や、状態の改善、重度化防止、自立を目指したマネジメントを提供できるように、専門職の方に参加して頂き開催をしていきます。

 令和3年度 第1回目の自立支援型地域ケア会議を5月28日に関係機関の方にお集まりいただき、コロナ感染予防に十分配慮し開催しました。今回のケースでは、初めて福井赤十字病院 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の方にご参加いただきました。脳出血の再発予防について、感覚麻痺について等、今後の支援に活かせるご助言があり有意義な会になりました。 その他にも理学療法士、管理栄養士、主任介護支援専門員など多職種の方にも助言者として参加して頂き、多方面から利用者の方の自立を考えることが出来ました。多角的に利用者の方を見ていく大切な機会であるため、今後も充実した会議となるようにしていきたいと思います。

令和3年度 第1回  公開事例検討会(予防プラン勉強会)を5月26日に開催しました!

今年度の公開事例検討会は、圏域内主任介護支援専門員連絡会で回数を検討し、5月、8月、12月、3月に開催することになりました。今回の公開事例検討会は、予防プラン勉強会として中央北包括の保健師が講師となり開催させていただきました。予防プラン作成の基本的な方法を勉強、振り返りということで圏域内のケアマネジャーの方と学びました。本人のやる気を引き出す目標設定、ICFの視点でのプラン作り等を改めて考える機会となりました。    

3月24日自立支援型地域ケア会議開催

要支援者の方の生活課題の解決や、状態の改善、重度化防止、自立を目指したマネジメントを提供できるように、ケース毎に助言者として専門職の方に参加して頂き開催しています。多職種からの意見により、多方面から利用者の方の自立を考える大切な機会となっています。今回は、ケースの内容に合わせ歯科医の先生にご参加いただき、お口の健康についてのお話を含め今後の支援に活かせるご助言を頂きました。来年度も、自立を目指したマネジメントの提供が出来るように助言者のお力を借り会議の継続をしていきたいと思います。

12月3日自立支援型地域ケア会議開催

要支援者の方の生活課題の解決や、状態の改善、重度化防止、自立を目指したマネジメントを提供できるように、ケース毎に助言者として専門職の方に参加して頂き開催しています。多職種からの意見により、多方面から利用者の方の自立を考える大切な機会となっています。

H31年3月20日 公開ふりかえり(事例検討会)

認知機能低下が進み本人ができない事が増えている。支援者は孫娘のみ。その孫娘が病気になり、今後の支援はどうしたらよいか検討したい。

 ほやねっと中央北(福井中央北包括支援センター)では、 高齢者を支援する上での対応力向上や、お互いに相談しやすい関係を作るために、 月に1度、 圏域内のケアマネさんと一緒に事例検討会を開催しています。

 事例提出者:ほやねっと中央北ケアマネジャー

独居の※1『事業対象者』の方が急激に認知機能の低下が進み、主治医の先生から独居は難しいのではないかとの相談を受けた。改めて介護保険申請し、認定結果が出る前に入院に至ったケース。入院中に確認するべきポイントや、退院後にどのような支援をしていくと良いのかを参加者の皆さんと検討しました。

※1元気度調査により生活機能の低下がみられた方

元気度調査をご希望の方は福井市役所及び各ほやねっとにご相談ください

参加者の感想

  • 事例提出者:自分としては至らないところもあったと思うが、本人の状態変化時に適切なタイミングで支援できたことは良かったと思う。入院中に確認するポイント等意見をもらえたことも参考になり良かった。要介護になった場合は、本人や家族の意向や、ケアマネとしてこれまで支援してきたことの思いを居宅のケアマネに十分に伝えていきたい。
  • 入退院時の確認事項など勉強になった。
  • 認知症状の原因が、病気による影響なのか認知症なのか、という視点も勉強になった。
  • 事業対象者等への関わりは、元気で大丈夫と思いこまず、状態変化を把握できるようにしていきたい。
  • 高齢者は状態変化のスピードが速い場合があり注意が必要と感じた。
  • かかりつけ主治医と総合病院、ケアマネジャーとの連携がうまくできていてよかった。

今回の事例検討を通して

  • 包括から居宅ケアマネへの引継ぎ時ついて共有の機会になりました。居宅ケアマネからは、「支援が軌道に乗るまでは包括にも隣に寄り添ってほしい」との発言もあり、包括的継続的支援の参考にしたいと思います。
  • 事例検討会で包括も一緒に考えてくれることが力になり頑張れる、という居宅ケアマネからの意見もあり、この事例検討会を通してケアマネの課題解決支援だけではなく、居宅ケアマネと包括支援センターの連携、信頼関係の強化につながると感じました。

H31年2月20日 公開ふりかえり(事例検討会)

本人は家に帰りたいと思っている。独居で転倒を繰り返しているが、在宅復帰可能か

 ほやねっと中央北(福井中央北包括支援センター)では、 高齢者を支援する上での対応力向上や、お互いに相談しやすい関係を作るために、 月に1度、 圏域内のケアマネさんと一緒に事例検討会を開催しています。

 病院の理学療法士と一緒に事例検討したことで、入院中の情報共有や退院に向けて確認していくことなどを整理する機会になりました。

参加者の感想

  • 本人の家に帰りたい気持ちは本当だと思う。できたら家に帰れるように支援していきたい。みなさんの意見をもらって支援できそうな確信が持てた。
  • 病院側としては、家に帰るのは無理と思ってしまうケース。身体機能向上が難しい場合、環境を整える必要もある。入院して、早い段階で、どこまでできれば家に帰れるのか、教えてもらえると良い。
  • いつも自分の事例だったら、と考えながら参加している。その人を変えることはできないが、本人が納得できるよう支援することは大切。
  • ケアマネになりたての頃だったら、絶対に無理と思ったような事例。一人で抱えるのはつらいので、あらかじめ家族と話し合い、限界のラインを決めておくのも大切。
  • 第三者としてはポジティブな意見も言えるが、自分が担当していたら辛くなって悩むと思う。
  • 具体的なリスクを提示して、専門職と家族の考えをすり合わせることが必要。
  • 厳しいケースを持つ経験で成長できる。
  • 人生会議を開くことも働きかけていけるといい。